心の凪を水鏡に映す


日曜。いかがお過ごしですか、わたしは起きてからぼーーーーーーっとして朝ごはんを食べて1時間くらいお風呂に入って洗濯を回しているところです。もう昼じゃないすか…

日曜はスーパーカー「Sunday People」とかスピッツ「日曜日」とかを聞いてご機嫌になりますね(天気が良い日に限る)。長いものには巻かれた〜い


今週はいろいろ忙しくしていました。なんのタイミングか忘れたけど、くるりの新しいアルバムを聞き始めたらもう抜け出せなくなり。ずっと聞いてしまっています。くるり、今までまったく聞いてきてなくて、超有名曲しか知らなかったんだけど、「天才の愛」もう何周も何周もしてしまっている。以前のアルバムとかも聞いて、くるりばっかりの1週間を過ごしました。


以前中村佳穂が「AINOU」というアルバムを出したとき、あまりにも衝撃を受けて「わたしの大好きが全部詰まっている!」と思ったんですが、くるりの今回の「天才の愛」も、わたしの大好きが全部詰まっているし、もはや大好きを超えて、わたしが渇望してきたすべてが詰まっていると感じる。半分冗談で半分マジ。マジで。



話変わるけど最近あったこと。

木曜くらい、仕事帰りにバスを待っていたら、杖をついたおばあちゃんに「〇〇に行くバスは来るかいね?」と聞かれた。電光の時刻表(伝わるかな?)で見て「すぐ来ますよ。〇番です。快速みたいです、ラッキーですね」って伝えるとありがとう、とお礼を言われた。

「あなたのバスの方が先にくるんじゃない?乗っていっていいからね」と言われ、おばあちゃんを心配な気持ちがあったけど、1秒でも早く家に帰りたい気持ちもあって、「わたしのバス遅れてこい!」と心で必死に祈り。しかし願い虚しくあっさりわたしのバスが定刻に到着。迷ったけど、咄嗟にどうしたらいいのかわからなくなって「わたし、乗っちゃいますね。〇番のバスです、たぶんこの次に来ます」と伝えてバスに乗り込んだ。バスに乗ってからしばらく、やっぱりおばあちゃんのバスまで一緒に待ってあげればよかったと激しく後悔した。おばあちゃん無事に乗れたんだろうかって考えていたけど家に着く頃にはすっかり忘れていて、寝る前にハッと思い出した瞬間に、わたしは偽善者だと、絶望した。結局、大したことだと思っていなかったんだね。


偽善者なんかじゃないと励ましてほしいわけでは無い。この何年も、なるたけ人に優しくあろうと努めてきたけど、ふとした瞬間に優しさを表出させることってまだまだ難しくて、「優しいこと」と「優しくないこと」を並べることはできても「優しいこと」を瞬時に選べる力がまだ足りないんだなと自省。でも、前までは「優しいこと」を思いつくこともできなかったから、マイペースながらも成長してると思う。人にも優しく、自分にも優しくありたい。


長くなりましたが、まあ元気は元気です。仕事は楽ではないが、日常に転がる小さな優しさたちをいっぱい拾える仕事ではある。子どもたちの言葉に傷つく日もあれば優しさに救われる日もある。わたしも同じように子どもを優しさで救える大人であれますように、と努力を続けていきたい所存。まだまだ未熟。


強い人より優しい人になれるように、なれますように。と書こうと思ったけど、RADWIMPSの何の歌だっけこれ?なんか小っ恥ずかしいわね。おわり。